転職するしかないのかな(・・?

pexels-photo-4101137.jpeg なのはなご利用編
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こんばんは~なのはなです(*´▽`*)

突然ですが、皆さんは、コロナ禍でのお仕事、影響はいかほどですが??

今日は、最近のご相談で、ギュッと社会の問題を反映したように感じた内容があり、考察していきたいと思います。お付き合いくださいね(^_-)-☆

府外(近畿地方)の男性から

主訴

観光業に影響される職種に就いていて、今は開店休業状態で仕事がない状況。なので仕事を求めて大阪に単身移住しようと思っている。と簡単に言えばそんな感じ。

詳しくお聞きすると

その方は、もともと大阪の方で、様々な失敗から逃げるように、幼い子どもと妻を連れて、府外に出られたと言います。ただ、それが好転して持病が和らぎ、今は朝から晩まで働けていたとのことでした。

大阪でいる頃は、比較的高収入の大手さんで肉体労働に従事していたものの、持病が出て休むことが多く、毎月休まずに出勤できたことは無かったそうです。

その上、最初の妻と離婚後、喪失感でパニック障害を併発。

長期の休職を繰り返すようになったと言います。そんな中、再婚&2児の父に。

生活費のための借金や、家のローンがかさみ、自己破産で身辺を0にして、仕事も辞めて、府外へ出て家族で一からやり直されたという事でした。

田舎暮らしで空気も良く、仕事もご本人にとって負荷の少ないものだったのか、低賃金ではあるものの、朝から晩まで働くことが出来ていたようです。

子供さんは2人とも社会人となったと、おっしゃっておられたので、よく頑張って再起されたなと思います。

ここにきて、仕事を求めて大阪へという事でしたので、そこについての具体的なあてというか、案があるように感じ、伺ってみると

前職の下請けのような仕事(高収入)を、紹介してもらえたらと考えているとのことでした。

ただ、知人に申し出る前に、こちらに相談があったのは、それで良いのか?とご本人には引っかかりがあったのかもしれませんね。

まずは、上記を整理したお話しから本人と振り返り

  • どういう経過で今そこに居るのか
  • そして、地味に余裕はなくとも親子4人生きて来た。
  • それが叶ったのは、今の環境だからこそ。

それに加え

  • 持病もあるし精神的なものもあるので、ワクチンを拒否した。とのこと。

⇒とその点だけをあげても、3000を超える感染者が出てる大阪に?

 また、前職は周囲の反対を押し切って退職するほど、身体が辛かった。そこをまずは、良く考えないといけない。

 業務内容は、経験もあり『できる』仕事かもしれないけども、身体が続かない可能性の方が高い、というか続かないだろう。(年も重ねてる。)

リスクしかないので、賛成はできない。

私のアドバイスとしては、今の仕事が0でないのだから、他にアルバイトで補いながら社会情勢をうかがうのが良いと思う。2本3本収入源を持つことは今やスタンダード。そういう働き方で良いということ。

そして、新型コロナ感染症の猛威から世界が抜け出し、組み変わった社会で、どういう働き方が自分にとってベストなのかを考えられたらどうだろうか?

とお伝えしました。

 ご本人のお考えは、

よくよく考えたら、朝から晩まで働いて低賃金やったよな。これを機に大阪へ行って、正社員でしっかり稼げる仕事に就こうか!と考え至ったようです。

でも相談をしているうちに、自分の状況が整理でき、アルバイトならあるな。田舎が嫌になって逃げだしたい気持ちになっていたかな・・・。と自分の本音に気づけたようでした。

美味しい話はない、リスクもきちんと見て、視野を広げて考え直すという事でした。

悩む時期だと思います。決断も必要なことはありますが、決断しなくていい時は置いておく、様子を見るということでもいいんですよ。

そういった緩さも大切です。

また、仕事がないとよく聞きます。無職の人もたくさんおられます。ですが、人手不足で常に求人を出している企業もあり、人材を獲得するための努力をされていても、それでも働き手が足らず、仕事が回らないとよく聞きます。

介護や障害者支援の現場でも、クリーニング、物流、製造でも、このコロナ禍であっても同じ声を聞く、という気持ち悪さを感じています。

もちろん賃金の問題はあります。ありますが、人手不足の解消は、外国人労働者やITへ労働力がドンドン移っていくってことですよね。

労働対価の高い仕事を目指して、働くことは必要。大事。ですが、それがすぐそこにあるわけではない。労働対価なので、対価に見合う働きが必要とされている。そこをあまりにも軽視して就活をすると、望む仕事と、必要とされる仕事に乖離が起きてしまうので『仕事がない』となってしまう。

 そして社会が求める人材は、どんどんオールマイティーとなってくる。みなさん、そんなにハードル上げちゃっていいんですか?

と思うことが、とても多くなっており、このご相談をお受けしている中で、日本人の固定概念も手伝ってるよな~と感じたので、ちょっと一緒に感じてみてほしいと思い綴ってみました。

(あくまで事例として加工&ぼかし入ってますm(__)mご本人確認&OK済みです。)

最後まで読んでいただいてありがとうございました(@^^)/~~~

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